ソウル8日目と9日目

昨日は休みだったのに普通にBlog書くの忘れてた。

まぁ休みだったのでよく寝て、クァンジャンシジャンの古着ビルに古着買いに行ったり、トンデムンに行ったり、やっぱり観光地は嫌だなとか思ったりの一日でした。
トンデムンのファッションビルの前では謎のC級アイドルグループがライブしてた。

普通にそれを見てる女の子の方が可愛かったな。
まぁあんな場所でやってるくらいだから、まぁそれくらいだろう。

いつかIUとか2NE1とかに出会える日は来るんだろうか。
まぁ日本に居てもPerfumeに出会えることはないからなぁ。

休日は日本人たちはそれぞれ個人行動。
デスロックの人たちは旅先でも個人行動が基本。
とりあえずみんな休肝日にするようなので、ひとりでまたもやスンデクッパ

この店でこの写真あと何回かは撮るだろうな。
美味いし、一人でも来られるし。
あと何件か1人で飲んでても変な目で見られない店があると良いんだけどなぁ。


で、今日は、劇場が素舞台になってたので見せてもらって、稽古。
作家のギウンさんが稽古に合流ってことで、俳優達と作家のディスカッション。
13人で1時間ちょっとはなして、発言したの4人くらいだったな。
まぁ、俳優というのは不思議なもんで、これだけ言葉を専門的に扱う仕事なんだけども、彼らが専門的に扱うのは他人の言葉で、他人の言葉をいかに自分の言葉にするかという能力には長けているんだけども、自分の言葉を構成するということになると、とたんに何も出てこなくなる。
まぁそれは演劇の現場では演出家の仕事だから良いんだけども、設定一つ作るだけでとたんに喋り出すし、ホント不思議な人たちだ。

まだちょっとシーンの稽古はできないなぁ。まぁ今週は、何も決まらないかもしれない。何かが決まると良いんだけども。


今日は稽古場に中屋敷とか谷君の作品にも出てるコン・テユ君がたまたま日本に来ていて稽古場に遊びに来てくれた。
稽古後、俺は行っていないが、俳優達と「シンポジウム」に出ていたマ・ドゥヨンの作品を一緒に観に行ったり、もろもろの通訳などもしてくれてとても助かった。

俺は稽古後ギウンさんとミーティングというか作戦会議。
その後、飲み会に合流し、テユ君とも色々話す。
これだけ日本語も韓国語もネイティブに話せる俳優というのは、まぁかなり珍しい。
通訳の人でも居ないんじゃないかな。
彼の略歴を聞くと相当努力したのもわかる。
日本と韓国の間で頑張っている人が居るというのは刺激になるなぁ。

飲み会にはソンイルも、半ば無理矢理来てくれて久々の再会。
超相変わらずで、良いやつだなぁ。
今月19日から国立劇団のキム・グァンボさんの作品に出るらしい。
観に行けるかなぁ。グァンボさんの作品も観てみたい。

今日ドゥヨンの公演に行かなかったのは、明日観に行くからなんだけども、そのドゥヨンの作品というのがまた変わっていて、二人芝居で、ドゥヨンが演出と出演もしているんだけども、共演者の俳優は、台本の内容も全く知らずに本番に出ると言う作品、なので、毎ステージ共演者は別の俳優。
今日は「かもめ」の出演者のユンジェが出演の日で、それでみんなは観に行ったんだけども、明日は、ロミジュリやリトルモア地下でのカステーヤさんの「CASTAYA」に出ていたチョンイムが出演の日なので、俺は明日観に行く。超楽しみ。

そうそう、「シンポジウム」のドゥヨンと「CASTAYA」のチョンイムは、同じ劇団の俳優です。


まぁ今回の「かもめ」は、なかなかまだまだ難しいけども、それなりに、かなり大きな公演になると思います。
まぁ規模もデカいんだけども。内容的に。
前にも書いたけど、1930年代の朝鮮を取り扱った作品で、作家が韓国人で演出家が日本人で、二人とも30代という作品も、まぁ今までの韓国では無いことなので。センシティブでもあるしセンセーショナルでもあるし、このご時世だしね。
いやホント、かなりレアなケースなんです、日本人には想像しにくいだろうけども。
韓日演劇と日韓演劇って、全然違うし、その違いも内包できるといんだけどなぁ。
まぁやりがいのある現場ですわ。