その後ざざっと。7月になりまして。

また寸止めで更新を止めてしまいました。

韓国のLABも無事終了し、帰国し、長崎行ったり、北九州行ったり、福岡行ったり、土浦行ったり、野川に行ったり、ディズニーシー行ったり、静岡行ったり、また長崎行ったりして、今は西巣鴨の喫茶店にいます。



長崎では来年1月の大型市民劇の為の打ち合わせやワークショップをしています。
100人とか参加するやつです。
今回は、中心街、南部、北部、東部の4カ所でワークショップと作品づくりを続け、最終的にブリックホールに集まり完成させるという、かなりスケールの大きい事をやります。
多分、「冬の盆」よりさらにお祭りになるんじゃないかな。
地域型市民劇のまた新しい形を作ろうかと思います。


福岡では、去年デスロックの「再/生」の時に「50歳からの演劇LOVEワークショップ」を開催して、発表会までやったんだけども、その参加者達が決起して公演をするというので観に行きました。
すごいことです。

最高のユニット名です。


やっぱり、自分が去った後にその地域で何か変化が起きてくれるというのが一番嬉しい。



北九州では泊さん演出の「切り裂かれたキャンバス」略して切りキャンを見てきました。
美術館との企画で、これを見ると、演劇も、絵画も、楽しく観ることが出来る、とてもいい作品でした。
演劇はこういう事が出来るから素晴らしい。
やっぱ人間の介在する所には演劇があるなぁ。


土浦には、出来たばかりの百景社のアトリエに、三条会の「ひかりごけ」を観に行きました。
いやー、素晴らしいアトリエでした。
これ、リノベーションじゃなくて、新築です。すごい。

久々に三条会、百景社の面々と飲めて楽しかったなぁ。



母親がディズニーパスポートをくれたので、妻とシーに行って来た。
多分10数年ぶりのシー。

ちなみにランドは若かりし頃に年10回とか行っていた(連れて行かれていた)ので、地図とか全く見ないで大丈夫。気持ち悪いでしょ。

妻はジェットコースターがダメで、俺は高い所がダメなので、タワーオブなんちゃらとかはパス。
アレですね、シーはちょっとアトラクションのコンセプトが弱いね。
まぁキャラクターがランドに集中してるのでしょうがない。
地底に潜るって言われても、何で潜るのかよくわかんないし。
ショー系のがやっぱりいいね。

恒例の、夜のショーは、無視して、イクスピアリで買い物して焼肉食べて帰宅。
舞浜に車で行くのももう余裕、帰り楽で良いわー。



実は、というか、川崎市宮前区野川という土地で10歳まで育ったんだけども、高校生の時に1、2回遊びにいった事はあって、あと一回雑誌の取材で近くまで行った事は会ったんだけども、ちょっと思い立って一人で行ってみた。

まぁ、なんだろう、地域とか、地域愛とか、自分にとってのその辺を探りたくて。

しかしまぁ、記憶というものは蘇るもんですね。
走馬灯じゃないけども、芋づる式に幼少期の思い出がフラッシュバックしまくって、なんだろうか、不思議な体験でした。



住んでいた社宅はすっかり綺麗な住宅地。
野川坂上のバス停です。ここにあった富士フィルムの社宅に住んでた。


所属していた我らが野川台フォルコンズがまだあった!


ハイライト、初恋の林美穂子ちゃんが住んでいた団地!棟はちがうけどね。
これはテンション上がった!


この感じ、ずっと住んでいたわけじゃないというのも大きいだろうな。
自分にとってはある意味失われた土地というか記憶というか、10歳以降の柏の記憶とはやはり大分違う。
自分の中では記憶も消えてしまったものが現実にそこにある違和感、というか、まぁ普通に無くしたと思ってたものが出て来たのに近い喜びみたいな事かもしれない。


自分には、というか、東京で生活する人の多くはそうだと思うけども、生まれてから大人になるまで同じ街にずっといて、そこで仕事して家庭作って、という感覚がない。そういうのって良いなというか、まぁ地域ってそういうとこから始まっているとはやっぱ思ったな。

自分の通っていた小学校の生徒には、やはり自分を投影してしまうし、そういうことってでも大事なんじゃないかな。

でも、それもサイズの問題だな。
おそらくずっと海外に行っていたら、日本の小学生を見たら自分かと思うだろうし。思わないかな?

まぁでも、愛ってやっぱり、相手を自分のように大切に思う事、だと思います。




静岡では地域創造のシアターラボの講師でワークショップのデモンストレーションをしてきました。
全国の公共文化施設の職員の研修合宿みたいな催しです。

アシスタントに大川潤子と佐藤誠、というなかなか豪華なワークショップ。
2人には走れメロスをやってもらいました。


俺の後ろのコマの南河内の内藤さんとミュージシャンの大石さんのワークショップも見学。
いやーやっぱり最高だなぁ内藤さんのは。


演奏を聴いて、まず、この曲は暖かいか?寒いか?とか、この曲の季節はなんでしょう?とかから始まり。二枚の絵を見せて、このメロディはどちらの絵の中に流れているでしょう、とか、最終的には気が付いたら曲を聴いてその曲の絵を描けるまでになると言う、素晴らしいワークショップ。
その描いた絵にタイトルをつけたり、つけられたりとかも。



静岡から長崎へ。
市民劇に向けての第一回目のワークショップ。
4カ所でやったけど、各地メンツも雰囲気もこんなに違うか。
色んな人が来てくれて、面白くなりそうです。

しかし長崎は、何食べても美味しいなぁ。
どこ行っても景色良いし。
かなりおススメの土地です。


でまぁ、気付いたら7月で、明後日にはプレシンポジウム、来週末はシンポジウム本番。
いつ作品作ってるんだという感じですが、作ってます。


さて、稽古に行かなくては。