長崎2日目。

朝から劇場打ち合わせ、といっても一ミリも何も決まっていないので、劇場下見をさせてもらう。
といってもブリックホールは「あなた自身のためのレッスン」で公演しているので、使える備品とかを見せてもらう。
初めての劇場じゃなくて良かった、、、

昼ご飯にちゃんぽん食いがてらWBCを見る。
ホテルに帰って最後まで見る。負けたね、でもまぁ今回のチームでは順当だろう。
まぁ勝てた可能性もあったけども、ちょっと打てなすぎ、ボール球に手出し過ぎ、打ち急ぎすぎだったなぁ。

ホテルで仕事。しかし、この台本の厚さで、全員初めて仕事する出演者で、毎日2時間半の稽古で、あと5回の稽古で、何ができるのかしら。
とかを考え出すとキリがないので、やれることをやる。

昨日会ったばかりの人達だが、とりあえず稽古用に粗キャスティング。
と言ってもね、役が80以上ある。役者は23人。。。パズルです。
今やっていることの費用対効果の悪さにも薄々気付きながら、とりあえず終わらせて劇場へ。

稽古2日目。台本全編やって終わりかなと思ってたんだけども、半分しかできなかった。でもそれはそんなに悪いことではなくて、予定と違うのは別に悪いことじゃない。

今日はテキストと出演者の初めての出会いだったのだけども、今回はそこを大事にしたいなとは思っていて、今日も、素敵な出会いがあった。
稽古でやらないで、本番でいきなりやってもらえば良かったくらい。
テキストを書いた人が居て、その思いを受け取って言葉にする、演出家なんていらない。正直、もっと時間があれば、出演者とも色々なやり取りができると思うけど、今回はそれは絶対に間に合わないので外枠勝負にはなるだろう。

出演者には負担をかけるだろう。まぁいつものことだけども。負担と言うか、なんて言うんだろうこういうの。
一週間くらいワークショップだけやりたいくらい。
自分が何を演劇だと思ってるかくらいは伝えたいなぁ。
じゃないと出てても全く意味わかんないだろうし。
とかなんとか悶々としつつ、でも感動もしつつ。

いや、久々に稽古で感動しちゃったな。
こういうことが本番でもできると良い、ということが稽古で起きたということはまぁ良い兆しだろう。
あとは時間との勝負、稽古時間と、上演時間、、、二時間半の稽古で半分しか読めてないんだけどな、、、90分におさめる、、、んだよな、、、、

長崎に居ても、その作品のことばかりやっている訳ではないので、ホテルに帰って違う仕事をしても全然まだまだ終わらなくて、はい、5時。
明日は10時半から山登り。
確定申告も終わってない。全然間に合ってないけど、やらないわけにはいかない、けども二騎の会のチラシは一秒でも早く入稿しなきゃいけないしなぁ。
長崎のこともありながら、来週は青森でもっと過酷な条件で作らなきゃいけ無いんだよな。。。あっち普通に公演だもんな。それ考えてる時間は今一秒も無いからなぁ、飛行機でなんとかするか。。。
とか悶々と、してる場合でもない。

長崎は面白くなると思う。
結構いい景色が立ち上がりそう。

今回は、福田さんの他にも、音楽で橋本剛さんに入ってもらっていて、いやー、今日も剛さんの音楽が素晴らしかった。
言葉があって、音楽があって、人がいて、歌になるって美しい流れだ。

そんな2日目。明日からアドバイザーの岩崎さんが合流、心強い。