高松、富士見、京都、で、今福井。

「高松なう」は無事終わりました。

今までの市民劇よりも難しいことをやってもらった分、いい作品になりました。


しかし、2月下旬のことか、まだ2ヶ月も経っていないのか、、、


高松が終わり、富士見で「ふじみものがたり」を作り、3月末に上演、全館使ってのお祭りでした。

子供と大人と一緒だったので、また大変でしたが、かなり富士見っぽい作品になりました。



入り口では地元のお囃子がお出迎え。




メインホールでは過去の公演のポスターや衣装などの展示。



マルチホールロビーでも富士見マニアックスポット紹介寸劇の上演。



マルチホール内ではメインのふじみものがたりを上演しました。



外でも子供たちによる体験型演劇。



我が子も初キラリ。


息子は順調に育って、といってもやっとそろそろ3ヶ月、そろそろ首が座るのかな。
言わずもがなですが可愛いですね。この月齢ではかなりデカイみたい。


着るものなどは頂き物やお下がりで充分間に合ってるんだけども、着せたら面白そうだったので初めて服を買い与えてみた。

やっぱ面白かった。



あと車もでかくなりました。ガンプラみたいな色のエクストレイルです。
なかなかこちらも年季入ったやつですが、乗りつぶすつもりで。


「ふじみものがたり」が終わり、延岡にWSの打ち合わせに行ったり、

京都のショーケースで上演する作品の稽古が一週間くらいあって、京都入り。

この京都入りから、京都、福井、ソウル、シンガポール、ソウルと旅から旅なので、

まずは妻子を実家に送り届ける。



初の新幹線も大人しかったが、夜は泣いた。環境も変わるしね、わかるんだな。



ということで、アトリエ劇研アソシエートアーティストショーケースに参加。

昨年デスロックで上演した「CEREMONY」の流れで、新儀式「劇場の儀」を上演しました。


各俳優の過去の出演作のセリフを捧げたり、それが劇場法(仮称)で謳われている劇場の役割とリンク(?)していたり、

劇場方(仮称)の前文をテキストにもしました。劇場で声に出したい法律です。


いつものオペセット。


他のアソシエートアーティストの作品もどれも面白かったなぁ。


そして、今は京都から福井に移動。5月末に公演があります。

今週はプレ稽古、GW明けから本稽古です。今回のテーマは「主婦」。

福井芸術・文化フォーラム|主催事業|地域とアーティストとの共同制作舞台Vol.2「Miageru ―ミアゲル、女、モラトリアム―」



プレ稽古は昼と夜とやっていて、昼はリサーチや実際の主婦の方の話を聞いたり、夜はワークショップみたいな感じになりつつあります。

あまり時間もないのでそんなにのんびりも作れないんだけど、まぁでも焦ってもしょうがない。



集まってるメンバーはかなりいい感じです。

87歳の方もいらっしゃいます。

その方は自作落語もやられていて、驚愕の元気さです。

福井入りからできるだけ日記形式を久々に目指してみよう、続くかな、、、、


4/14火
朝まで打ち上げ、ちょっと寝て福井へ向かう。特急で1時間程度、さすが近い。

劇場入り口にはすでに看板が!



13時から昼のWS、人生の年表を作ってもらう。

初日からなかなかヘビーな話が飛び交う。



ちなみに福井県は三世代同居率が全国2位。

嫁は働きに出て子育ては祖父母というのがデフォルト。

当然嫁姑問題も多い。



87歳の芳谷さんが自作落語のさわりをやってくれる。

この歳でほんとすごい。作品にとりいれない手はない。



夕飯にてんぷら蕎麦。福井と言えば越前そば。


19時から夜のWS、それぞれ母親の話をしてもらう。

こちらもこちらでなかなかヘビー。

やはり息子と娘では母親との関係も大分違う。


地域の話だと実話は結構使いやすいけど、家族の話になると参加者の実話はなかなか難しそうだなぁ。



それから即興でおままごとをしてもらう。

家族ごっこ、みたいな。

10年くらいづつ区切って、家族の歴史ができた。

これはなかなか面白くなりそう。



終わって、片町の名店「職人二人」へ。


京都は雑魚寝だったので久々のホテルで就寝。




4/15水
朝から電話で打ち合わせがあったんだけど、マナーモードになってて起きれなくて打ち合わせできず。

すいませんでした。。。


昼のWSは、いろいろお話を聞いて、駅前に繰り出す。カフェでまたいろいろお話を聞く。

本屋さんに入ったらそれぞれの世代で気になるコーナーが違っておもしろい。


しかし、今の子育て本こんなことになってるのか。。。。

ラクに育てるための本って、、、みんなラクして育てたいのか、、、

こういうのって、昔は親とか親戚とか地域の人たちが教えてくれてたんじゃないのかなぁ。

こういう風に叱っちゃダメとかって。

まぁ小学生から医学部を目指す方法とかは教えてくれないにしてもさ、、、なんかいろいろ垣間見える。



夜のWSは、ベンチエチュードから、いろいろな設定でエチュード、最後はまた家族エチュードを少し。

同じ組み合わせで、高校生カップル、親子など演じてもらうとまたそれもいろいろ見えてきて面白い。

しかしみんな面白いこと言えすぎ。

今回は主婦がテーマなので女性の生き方とか、やはり家族というのが核になっていくんだろうな。

自分も子供が生まれたタイミングで、両親が育ち、出会い、自分が生まれた街でこういう作品を作るのも何かの巡り合わせだなぁ。

飛び交う福井弁がかなり心地いです。



寄り道せずに帰宅、なぜなら今夜は洗濯をしなくてはいけないから。

終わったらラーメンでも食べに行こう。

2015年になりまして。

あっという間に2015年も過ぎていってます。
個人的にはもうスケジュールも埋まってるので早く来年の話がしたいところです。

年明けは世田谷美術館で『ENTRANCE』という作品を上演しました。
12月から稽古していたので今年一発目というより2014年最後みたいな感じの作品になりました。
正月早々2015年を終わらせてみましたが、まぁでも実際の2015年は歩んでみないとわからないですね。
そんな2015年のエントランスになってくれればいいなと。

という感じで歩み始めた2015年ですが、1月19日に、無事に息子が誕生しました。
予定日の17日に、破水→入院、夜中からじわじわ陣痛、18日昼に陣痛判定、夜中の2時半に無事に産まれました。
18日の朝からはずっと付き添っていたのですが、陣痛がこんなにも大変だとは。

増していく痛み、いつまで続くかわからないこの恐怖。。。

背中をさする、マッサージ、給水、汗拭き、そよ風を送る、励ます、一緒に叫ぶ、などなどできる限りのサポートに徹しましたが、壮絶でした。女性はすごいですね。

こんなに苦しまないと産めないって、なんでなんだろうか。
まぁそれだけ命は重いということなのだろうか。

しかし、ぶっちゃけ、大変すぎると思う。韓国じゃあもはや帝王切開が普通って聞いたけど、そりゃそうなるよな。


産まれてからも、母は休む間もなく母乳とオムツ、、、育児ってハード、、、

父はといえば、なんとか退院まで付き添って、23日、24日は福井でワークショップ。
26日からは高松に滞在しています。

全然息子に会えない、、、、
週一の稽古休みに高松から強行帰宅、翌日昼からの稽古までにまた高松に戻るという生活です。

高松では市民参加の作品を作っています。
北九州や長崎とはちょっと違った感じになると思います。
http://www.sunport-hall.jp/event/main/2015/post-27.html


妻が毎日息子の写真を送ってくれるので、それと帰宅時に撮った息子の映像を見てビールを飲むというのが唯一の楽しみです。
でもこっちはかわいいなぁ、とか、会いたいなぁで済みますが、妻の方はそれどころじゃないので、なんとか早くサポートに戻れるといいのだが、まぁこちらも仕事はしないといかんので、なんとかがんばります。

息子よ、父さんは会いたいぞ。
でも、もうちょっとうまいこと寝てお母さんを休ませてあげておくれ。


2015年の予定はこんな感じです。

2月21日、22日 高松市民劇「高松なう」
3月28日、29日 富士見市民劇「ふじみものがたり」
4月10日〜13日 京都アトリエ劇研ショーケース
5月3日〜5日 韓国安山ストリートフェス
5月30日、31日 福井市民劇 
6月 育児休暇、延岡とか上田とかには行きます
7月 育児休暇、フジロックには行きたい
8月 デスロック夏ツアー
9月 韓国
10月 韓国
11月 韓国のやつの日本公演
12月 韓国のやつの日本公演
1月 四国あたりに滞在
2月 多分外国に行く予定
3月 デスロック冬ツアー

2016年度のお仕事お待ちしております。

12/31

ソウルではかなり貴重な体験をし、無事帰ってきています。
カルメギの公演含め、今回の滞在についても、できれば振り返りたいですが、、、そんな時間あるかな、、、

『가모메 カルメギ』の日本公演について各紙年末回顧で触れていただきました。

12/18 朝日新聞
(回顧2014)演劇 時代、言葉、国境を超えて 若手に存在感、海外との共作も:朝日新聞デジタル

12/25 The Japan Times 
2014: New horizons opened up in Japan's theater world | The Japan Times

12/25 日本経済新聞 
演劇回顧2014 難題に挑戦した力作、観客創造への希望託す|アート&レビュー|NIKKEI STYLE


12/31の朝日新聞の文化欄でも取り上げていただきました。
日韓、深まる演劇タッグ 植民地時代の朝鮮舞台「カルメギ」:朝日新聞デジタル

今年もあっという間に終わりました、来年もあっという間だろうな。
だいたいで数えてみたら、今年は外泊165泊、自宅200泊くらいだったみたい。なんとか200泊はキープ。
来年はもっと自宅にいたい。いなくては。

我が家はこれから紅白見ながらお鍋です。蟹です。
ウハハハハ、みなさん良いお年を。

東アジア文化交流使

『가모메 カルメギ』北九州、横浜公演無事終了しました。
公演についてはまた改めて書きたいと思います。

12月も1週間ほど韓国に行きます。

アジア文化交流使を仰せ使いました。
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2014120302.pdf

韓国のアーティストと、ソウル、セウォル号に乗っていた高校のある安山市をフィールドワークします。安山では、ヒーリングセンターや記憶保管所が市営で作られているそうです。福島と絡めて、災害後のアートについて、日韓で一緒に考えたいと思います。

2014年05月15日のツイートまとめ

2014年05月14日のツイートまとめ