ホントのお盆

お盆の今日はこちらに出てきました。

http://www.velvetsun.jp/7days2012/

『再/生』ツアーの映像を見ながら大谷さんが色々考察をしてくれました。
なんともありがたい。評論ってすごい。

ちょっと時間空いて久々に『再/生』の事を考えるのにもいいタイミングだった。

マクベスや枝光の映像も少し流して、あっという間の2時間。

しかし、朝昼晩日替わりで一週間、スゴいパーティーだ。

今日の朝の部「コール・ポーターの朝」もスゴい面白かった。
大谷さんの解説や曲紹介に演奏も有り、そして美味しいカレー付き、久々に贅沢な時間を過ごしたなぁ。

今からでも超お勧めです。


夜は東中野でブルーノ・プロデュースを観た。
面白かったなぁ。今の若い人達はほんとスゴいな。
演劇の更新の事を頭の半分ではずっと考えてた。
マームとジプシーより更に若いぜ。やるぜ橋本清

まぁもうおじさんは若い人達が演劇を更新していってるだけでニコニコしちゃうんだけども、同年代のアーティストの感想とか知りたいな。もうそちらには行け無いのでそちらではどんなことが起きているんだろう。

おじさん達の時はまだまだ演劇を色んな角度から見たり、皮ひっぺがして内側見たりしなきゃ行けなかったんだけども、もう今は演劇の展開図が大分できてきてると言う感じ。
まぁでもまだひっぺがさないと見えないところがあるからその辺は変わらずおじさん達がやるのかなぁ。


その辺の考察を、そういう仕事の人達よろしくです。
もう演劇の評論家で演劇の評論できる人もなかなかいないし。

今日の大谷さんのような論を展開できる人いないなぁ。
時間を構造化するための戯曲の話とか、して欲しいよホント。

デスロックの事書いてくれてる人はちゃんと書いてくれてるので良いんだけども。
そういえば「時間」という切り口で最初に書いてくれたのはさすがの徳永さんだったな。
東京デスロック「演劇LOVE2008~愛の行方3本立て~ 倦怠期(CASTAYA)」 – ワンダーランド wonderland

でも大谷さんの話を聞いて、これまで演劇が「時間」についてあまり考えて来なかった理由がわかった気がする。
ずっと戯曲やってきたんだもんな。そりゃ考える必要ないよな。いや必要はあったとは思うけど。
唯一考えてたのがアングラだと思うんだけども、まぁだからアングラ継承の気分ではいるんだけども。

たまに戯曲の演出をする時の何か窮屈な感じは、時間の構造化・構成を戯曲が担っちゃってるからってのはあるな。
東京ノート」作る時はまた色々考えよう。


終戦記念日ですね。
敗戦記念日ですな。